スナフキン会計士

今までの人生経験を徒然なるままに書き記します

自分で考えろ、自分で動け

ジェネレーションギャップと言われればそれまでだが、最近の新入社員の共通点として、①『答え』がある、② 教えもらえて当然と思っている、③ 撃たれ弱いが挙げられる。


私の二十代、仕事は盗んで覚えろ!!自分で考えろ!!という言葉が生き残っていた。それこそ、必死に仕事を盗んで自分で考え抜いた。紙資源ゴミの束から、上司や諸先輩が捨てた印刷物を拝借して、いま何をやっているのか(そんな事いちいち誰も教えてくれない)、どんなビジネス文書を書いているのか必死にパクった。海外と電話会議が開かれると聞けば、会議室の前で必死に聞き耳を立ててビジネス英語の習得に努めた(いまだに習得出来ていない事はおいといて)。こうやって盗んだ数々の技術は今でも色あせず役に立っている。困ってみる、恥をかく、この二つは人間を飛躍的に成長させる。


ところが、現代はというと、コーチングとハラスメントという言葉が幅をきかせ、『教えてもらえて当然』、『困った事の傘になってくれるために上司がいる』というふうに世論が変わってしまったように思える。私が苦労したのだから、お前たちも苦労しろという野球部イジメの伝統みたいなことを言いたいのではないし、次の世代に自分が経験したことを伝えたくない訳でも決してない!!


個の人生、貴方の人生、貴方が主役!!スマホでググれば当然に『答え』が出てきて、上司、先輩はなんでも知ってて親切に教えてもらえて当然と思ってくれるなと言いたい。スマホが教えてくれた解が本当か、上司や先輩の言ってる事は『真実』足り得ているのか、そもそも聞く相手を間違ってないか、自分で考えろと伝えたい!!だって、あんたの人生なんだから。


考えない奴に成長はない!!!!