スナフキン会計士

今までの人生経験を徒然なるままに書き記します

受験仲間 ドラゴンボールおっさんその12

擦った揉んだの末、お巡りさん👮‍♂️の誤解も解け、ようやく『解放』してもらえたのは深夜1時を回った頃だった。『解放』の際、お巡りさんに『良い歳ぶっこいてこれ以上、親に迷惑かけんな。合格するまで繁華街に近づくな!試験勉強頑張れよー!!』と大きなお世話以外のなにものでもない温かいお言葉を頂戴した。冤罪で人様に散々迷惑をかけておきながら、上から目線でのアドバイス!なんと無礼な奴等だ!!『だいたい人様に無意味な職質と要らぬアドバイスをする暇があったら、オマワリなんかやってないでキャリアを目指!ボケ!!オレは国家資格合格を目指して戦ってるんだ。てめーらみたいに勝負を挑むことすらせず、巨大組織のペーペーに甘んじてる負け犬とは訳が違うんだ!!』と怒りに震えるも相手はどんなにペーペーだろうと負け犬だろうとキャリアという誰もが挑める国家試験に挑むことすらしない骨の髄まで負け犬ヤローであろうと国家権力の権化、警察組織の一員である事には変わらない。ここでさらに揉めても100害あって一利なし。大人しく一礼して立ち去ることにした。


それにしても、『濃い』一日だった。ふっと無意識にため息をついた瞬間、緊張が解けたのか、異様なまでの疲労と空腹を感じた。深夜の新宿、ドラゴンボールおっさんは家系ラーメン屋に吸い込まれるように入って行った。


続く