スナフキン会計士

今までの人生経験を徒然なるままに書き記します

受験仲間 ドラゴンボールおっさん その⑤

10万稼ぐ事を自分が自分であることの証明にすると決意したドラゴンボールおっさん!!そんな熱い思いとは裏腹におっさんが見つけてきた仕事は期間限定軽作業のバイトだった!!相変わらずセンスが良いな!!おっさん!!大好きだ❤️!!


短期バイトの仕事内容は、ガラス細工の中に『fragile(壊れ物、壊れやすいという意味)』と記載された紙をひたすら入れ込むというもの。壊れかけたハートを胸に宿したおっさんが、壊れやすいガラス細工に『fragile』という紙をひたすら入れ込むというシュールな絵面が出来上がった。膨大な量のガラス細工とクリエイティブ性のカケラもない単調な作業に心が崩壊しそうなおっさん。そんなおっさんの脳裏に浮かぶBGMは徳永英明の壊れかけのラジオ!!


『本当の幸せ教えてよ!壊れかけのラジオ』、脳裏に浮かぶを通り越して声にでてる。そして、壊れかけのラジオに幸せなんか聞くなボケ!!と心の声も声に出てる。あっという間にバイト仲間に変人のレッテルを貼られる。しかし、今回はクビの心配はない。なぜなら、そもそも12日間限定の短期バイト!何とか耐えきったおっさん。おっさんの貯金通帳には100,000が印字された!!


自分で作った小さな目標を自分の力で成し遂げたおっさん!!心にジワリと満足感と達成感がが満ちていくのも束の間!!おっさんの虎の子とも言える100,000が更なる悲劇を襲う


続く

受験仲間 ドラゴンボールおっさんその④

大原ネバーランド簿記学校から他の道を勧められ、会計事務所を短期間に2社もハシゴする羽目になり、金も大した稼げてない。時間を浪費しているうちにどんどん試験日だけは近づいてくる。焦燥感に襲われ、不安に飲み込まれ、矛先の無い怒りをどう処理して良いか分からず、ただ、呆然と立ち尽くすドラゴンボールおっさん。


ドラゴンボールおっさんはその名の通り少年ジャンプを読んで育った。ジャンプの世界では、主人公の前に凶悪な敵が立ちはだかり絶体絶命に追い詰められた時、怒りで超進化して巨悪を倒すのがお決まりのパターン。彼もいつかスーパーサイヤ人に覚醒できると信じていた!しかし、現実の世界にはそのような巨悪など存在しない。むしろ、ヌエのようなアメーバのような実態の無い何かが漂っているだけであり、その何かによって言いようの恐怖や不安を駆り立てられ正気を失っていく。その何かを会社や親、友人に置き換えて攻撃したところで何も解決しない。大切な人を失い、自己嫌悪にかられ、余計に恐怖が増幅するだけである。


『これが人生だ、心を強く保つ以外に真っ当に生きていく術はない』、そう悟ったドラゴンボールおっさんは先ずは10万、とにかく、10万稼ぐ!!10万に根拠はない、自分が自分である証として10万稼ぐ!!そう決意した!!


続く

不幸にならない方法 その④

見栄を張らない!!


見栄を張るとは、担に、虚実で自分の承認欲求を満たし、一次的な、かつ、仮初めの満足に浸る行為に過ぎない。いわゆる、心のオナニー、感情の背伸びである。


オナニーのために背伸びしたツケは必ず支払わさせられる。まさに不幸への道、一直線である!!